過払い金返還請求

過払い金返還請求とは?

貸金業者からお金を借りてそのお金を返す時に、利息分を多く払いすぎていた分を取り戻すことができるのを内容は過払い金返還請求といいます。

そもそもなぜこういうことができるのでしょうか?
法律では金利を定める法が2つあります。その2つは出資法と利息制限法。この2つは上限利率が法律でそれぞれ決められていて、内容は異なったものです。出資法は上限利率が高く、違反すると罰せられますが、利息制限法は違反したとしても法律で罰せられることがありません。このため消費者金融などの貸金業者の多くが利息制限法を超えた出資法ぎりぎりの金利によってお金を貸していたのが現状でした。

ここで生じる利息制限法から出資法ぎりぎりまでの間の部分をグレーゾーン金利といい、過払い発生の原因となっています。

過払い金返還請求の現状

2006年初頭、最高裁判所によりグレーゾーン金利を認めない、という判例が立て続けに出ました。それによって過払い金返還請求をする人がかなり増え、2009年末の時点で約1兆円もの累計過払い支払額が返還されました。

しかし過払いの額はまだまだこんなものではありません。格付け会社Monday'sによると、20兆円以上ものお金がまだ支払われない状態であるそうです。

過払い金返還請求をすると信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に登録されてしまうのでは?という心配をもたれる方もいるでしょうが、2010年に金融庁が過払い金返還請求に関しては信用情報機関に登録されることはない、ということが各機関に伝達されました。